漫画 押切蓮介

【押切蓮介/サユリ】引っ越し先は恐怖の家!次々減っていく家族!ばあちゃんの反撃!!

漫画

おすすめホラー漫画「サユリ」の感想・レビューです。

「サユリ」は押切蓮介さんが描くいわくつき中古物件に引っ越した一家が、惨劇に見舞われる家系ホラー漫画です。
全2巻で完結しています。

念願のマイホームを購入し、引っ越した家族。その家に”先にいた”恐ろしい存在により、一家に恐怖と不幸が降りかかります。

同じ漫画を読んでいるのかと思うくらい、ガラリと印象が変わる1巻と2巻。
最後まで気を抜かずに!

作品名:サユリ
著者:押切蓮介
発行日:2010年9月24日
発行元:幻冬舎コミックス

1巻:次々惨劇に見舞われる家族

中学生の神木則雄は、父が購入した中古の一戸建てに引っ越した。
父、母、姉、弟と、祖父母との新生活が始まった。

その矢先、父親が急死する。
引っ越した時から、姉や弟は何かを感じている様子だった。

その後、祖父が死に、弟が姿を消し、姉が狂い、母は自殺する。
かつては気丈で厳しかったがボケてしまった祖母と二人残された則雄。

この家には何かいる……

2巻:怒涛の展開!反撃の章

祖母と則雄が二人きりになった時、突如としてボケていた祖母が正気に戻る。
大切な家族を奪われ、祖母は反撃を決意。

則雄には邪悪な存在に負けない心構えを伝授しつつ、惨劇の原因を突き止める。
祖母と則雄の結末は――

1巻と2巻でガラリと変わる展開

いわくつき中古物件に引っ越した一家が、惨劇に見舞われる家系ホラー漫画です。

それだけでも面白いのですが、1巻はひたすら家族の恐怖と不幸が描かれ、2巻になるや暗さが一変して倍返しに転じます。
2巻のばあちゃんがめちゃめちゃワイルドでかっこいいのと、言葉が沁みます。

同じ漫画を読んでいるのかと思うくらい、ガラリと印象が変わる1巻と2巻、そしてばあちゃん。
2巻のばあちゃん覚醒からが本番です!
完全版は1冊に収められますので、お好きな方をどうぞ。


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