小説 芦花公園

【芦花公園/異端の祝祭】おぞましき謎の祝祭!民俗学カルトホラー!

小説

おすすめホラー小説「異端の祝祭」の感想・レビューです。

「ほねがらみ」でデビューした芦花公園さんの二作目です。

作品名:異端の祝祭
著者:芦花公園
発行日:2021年5月21日
発行元:KADOKAWA

あらすじ

就活していた島本笑美は大企業への就職が決まった。
入社後、笑美は社長だという美しい青年と毎日謎の業務をこなし、幸せな時間を過ごしていた。

一方、笑美がおかしいことに気づいた兄は、心霊案件を専門とする佐々木事務所に調査を依頼する。

ねっとり不気味な民俗学カルトホラー

デビュー作「ほねがらみ」の登場人物も活躍する「異端の祝祭」。

前半は異様で不気味な雰囲気にまとわりつかれ、中盤で民俗学的考察を織り交ぜながら佐々木事務所のコンビが動き出します。
ミスリードと伏線回収が素晴らしい。

ラストは誰の視点に立つかでハッピーエンドかバッドエンドか意見が分かれるところかな、と思います。

「ほねがらみ」は未読でも面白いですが、「ほねがらみ」や「カクヨム」の他作品も読むとより楽しめますよ。

【芦花公園/ほねがらみ】いざ拡散!!ドキュメント風民俗学ホラー!
おすすめホラー小説「ほねがらみ」の感想・レビューです。 小説投稿サイト「カクヨム」で公開され、話題となった芦花公園さんのデビュー作です。 短いホラーがたくさん収録されているように進んでいき、それらの共通点・繋がりが明らかになっていきます。 そして、物語を集め・調べていた側の「私」はいつしか怪談の主人公に!

作品によりますが、Amazon Kindle Unlimitedで読むことができる場合もありますので、無料体験がおすすめです。
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