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【小林泰三/玩具修理者】壊して直す!なんでも直す!おもちゃだけでなく……

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おすすめホラー小説「玩具修理者」の感想・レビューです。

小林泰三さんのデビュー作で、第2回日本ホラー小説大賞〈短編賞〉受賞作「玩具修理者」を収録した短編小説集です。
受賞作「玩具修理者」と「酔歩する男」が収録されています。

AmazonではAudibleオーディブル版もあります。

「玩具修理者」はノスタルジックな雰囲気漂う、グロテスクなホラー作品。
「酔歩する男」はタイムトラベルをテーマとしたSFホラーです。

作品名:玩具修理者
著者:小林泰三
発行日:1999年04月08日
発行元:KADOKAWA

なんでも直す玩具修理者

喫茶店で会話する男女。
男はいつもサングラスをかけている理由を女性に訊ねる。

女性は子供の頃、事故に遭ったと答え、男はその事故の話を詳しく聞こうとする。

その当時、近所にはなんでも修理してくれる玩具修理者がいた。
どんなおもちゃも直してくれた。

女性は事故の日、弟の世話をしながらお使いに向かう途中、玩具修理者のもとへ死んだ猫を引きずっていく女の子と出会う。
その後、歩道橋の階段から転げ落ちて、大怪我を負った。弟は死んでしまっていた。

困り果てた女性は、弟の死体を背負って、玩具修理者に会いに行く。
生き物も修理してくれるというなら、死んだ弟も――

衝撃のラスト!!

ノスタルジックな雰囲気漂う、グロテスクなホラー作品です。
玩具修理者の言葉に、クトゥルフ神話の邪神の名が出てきます。

不気味なのは玩具修理者の修理の仕方。

死んだ弟は修理してもらえるのか。
修理された弟は――

衝撃的でスッキリとしたラストは必見です。

同時収録「酔歩する男」はSFホラー

「玩具修理者」と共に収録されている「酔歩する男」は、タイムトラベルをテーマとしたSFホラーです。

飲み会のあと、タクシーを待つ男性が、大学時代の親友だと名乗る見知らぬ男性から声をかけられる。
相手は自分を知っているのだが、自分は相手のことを知らない。
だが、相手は名前も、誕生日も、血液型も知っていた。
その上、親友でしか知りようのない情報も知っていたのだ。

この男は何者なのか、何故自分に声をかけてきたのか。
男性は見知らぬ親友の話に耳を傾けることにした。

「玩具修理者」とはジャンルが異なるホラーに感じますが、こちらも面白いです。


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