漫画 小池ノクト

【小池ノクト/マガマガヤマ】この山にいたら死ぬ!短編山ホラー漫画!!

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おすすめホラー漫画「マガマガヤマ」の感想・レビューです。

「6000」や「殺戮モルフ」の小池ノクトさんが描く山ホラー漫画です。
足を踏み入れるととんでもないメに遭う、とある山の恐怖が1話完結で楽しめます。

作品名:マガマガヤマ
著者:小池ノクト
発行日:2019年6月24日
発行元:幻冬舎コミックス

【怪壱】なめらすじ

車を運転していた男性は山道を通り、家路を急いでいた。
その途中、自転車の男性と衝突事故を起こしてしまう。

自転車の男性は道路上に寝転んだまま、車から降りてきた男性を罵った。

げらげらと笑う自転車男の首を、男性は絞めた。
直後、僧侶と思しき男性が姿を現した。

僧侶はこの辺りの山には「なめらすじ」が通っていると語り、自転車男の遺体を埋葬するのを男性に手伝わせる。
遺体をなめらすじに置くと物の怪に取られるのだという。

自転車男の遺体を山中に埋め、男性が立ち去ろうとすると、僧侶は”もう一体”運ばなければならないと言い……

この山にいたら、死ぬ

第一巻には六話が収録されています。
上記のあらすじは第一話の「【怪壱】なめらすじ」です。

第二話は「【怪弐】小梅沢」、第三話は「【怪参】こだま」、第四話は「【怪肆】猿様」、第五話は「【怪伍】無人駅」、第六話は「【怪陸】すそ」となっています。

 

「山怪」など山に関する怪談、怖い話も話題になっていますよね。

山って古来から神秘的な場所だったり、山自体が信仰されていたりと、人は山(自然?)に対して恐れ敬う本能が受け継がれている気がします。

動植物などを糧としてきたからこそ、山は生きるために欠かせず敬う対象で、
しかし時には人知を超えた災害や事故、猛獣によって命を落とすこともあり、恐ろしい存在とも出会う異界のような場所なのでしょう。

特に真っ暗な中、何が飛び出てくるか分からない場所というのは不気味です。

 

それぞれのエピソードに登場する人物、怪異は異なりますが、時々第一話の僧侶が出てきます。
このお坊さんは何者なのか……
意外な正体とかだとアツい展開ですね。


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