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【フッテージ/Sinister】8mmフィルムの殺人映像!事故物件で起こる超常現象!!

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おすすめホラー映画「フッテージ」の感想・レビューです。

「フッテージ(原題:Sinister)」はサスペンス・ホラー・オカルト要素が楽しめる良作です。

屋根裏で見つかった殺人ビデオ。その家で起きた凄惨な事件を追うノンフィクション作家。
謎の存在「ミスター・ブギー」。

「フッテージ」は未編集映像、未編集フィルムという意味です。
原題の「Sinister」は「不吉な」「邪悪な」などの意味があり、Wikipediaでは「紋章」の意味があるとのことです。

監督は「エミリー・ローズ」、「ドクター・ストレンジ」などのスコット・デリクソン。
主演は「ガタカ」、「マグニフィセント・セブン」などに出演しているイーサン・ホーク。

作品名:フッテージ
公開:2013年5月11日
監督:スコット・デリクソン
キャスト:イーサン・ホーク、ジュリエット・ライランス、フレッド・ダルトン・トンプソン、ジェームズ・ランソン、クレア・フォーリー、マイケル・ホール・ダダリオ、ヴィンセント・ドノフリオ、ニック・キング

謎の未編集フィルムは殺人ビデオ

売れないノンフィクション作家・エリソンは、妻と二人の子供と共にとある家に引っ越した。
その家では、1年ほど前に一家が惨殺され、娘が失踪する事件が起きていた。

エリソンは事件の真相を調べ、本を書こうとしていた。これまでにも実際の事件のノンフィクションを書き、ベストセラーとなっている。
この本でもう一度ベストセラーの栄光を手にしたい。それができれば、今の破産寸前の生活から脱出できる。

引っ越しの荷物を整理している途中、エリソンは屋根裏部屋で5本の8mmフィルムと映写機を見つける。
そのうちの1本を見ると、そこには前に住んでいた一家が殺害される様子が撮影されていた。

残りの4本は、別の家族が殺害される場面が映ったものだった。

エリソンは副保安官に協力を得て調査を進めるが、家では次々と超常現象と思われる不可解なことが起きる。
次第に心身ともに疲れ果てていくエリソン。

この家の事件と、他の4つの事件に関連はあるのか……
そして、エリソン一家は――

フッテージの連鎖と衝撃のラスト

ノンフィクション作家・エリソンは、過去に出版したノンフィクションがベストセラーとなり、一世を風靡しました。
しかしそれ以降は鳴かず飛ばす。もう一度大ヒット作を書きたいと、事件があった家に引っ越します。
その時点ですでに、追い詰められている感がありますね。

映画冒頭、首吊りのシーンがあります。この映像こそ、エリソンが引っ越す家で起きた事件です。

屋根裏で見つけたフッテージには、下記のタイトルがつけられていました。
・1966 プールパーティ
・1979 バーベキュー
・1986 芝刈り
・1998 おやすみの時間
・2011 家族一緒に

これらのフッテージには関連性があり、物語が進んでいくと徐々に繋がりが明らかになっていきます。

さらには、各事件に関わる謎の人物「ミスター・ブギー」
ビジュアル的にはSlipknotのメンバーっぽいです。不気味で良いですね。

サスペンスであり、ホラーであり、オカルトでもある本作。
ラストに近づくにつれ、まさか……と展開は読めているのに、衝撃を受けてしまう結末が待ち受けています。

続編もありますよ

続編「フッテージ デス・スパイラル(原題:Sinister2)」が2015年に製作されていますが、日本では未公開です。
前作で登場した副保安官を主人公として、エリソン一家の事件のその後が描かれています。

すでに1作目のラストで謎は明らかにされているので、2はちょっと物足りない印象ですが、気になる方はあわせてどうぞ。

作品名:フッテージ デス・スパイラル
公開:劇場未公開
監督:キアラン・フォイ
キャスト:ジェームズ・ランソン、シャニン・ソサモン、ロバート・スローン、ダルタニアン・スローンリー・ココ、タテ・エリントン、ジェイド・ズーマン、ニック・キング


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