おすすめホラー映画「リング0 バースデイ」の感想・レビューです。
鈴木光司さんのホラー小説集「バースデイ」の一編「レモンハート」が原作です。
舞台は「リング」の30年前……貞子が怨霊に至る理由が明かされます。
あらすじは鑑賞されていない方には少々ネタバレになります。
公開：2000年1月22日
監督：鶴田法男
キャスト：仲間由紀恵、田辺誠一、麻生久美子、若松武史、奥貫薫、伴大介、角替和枝、高畑淳子、田中好子
あらすじ
- 電話している女子高生。
呪いのビデオの噂について話をしている。
井戸がある家の夢を見たというのだが……
- 30年前……
中央日報の宮地彰子は、山村貞子について調べていた。
彰子は山村志津子の超能力公開実験中に死亡した記者の婚約者だった。18歳になった貞子は上京し、東京の劇団に入っていた。
貞子は幽霊が見え、精神科医に勧められて入団したのだ。
- 貞子が劇団に入ってから、看板女優の愛子は井戸のある家の夢を見るという。
他の劇団員も同じ夢を見ていた。
稽古中、愛子は白い服の少女を見て、死んでしまう。
- 精神科医のもとに彰子が現れ、貞子と伊熊平八郎博士の居場所を訊ねる。
死亡した愛子の代役に貞子が抜擢される。
劇団員の遠山は貞子に惹かれていく。
遠山に想いを寄せる劇団員・悦子は、白い服の少女と井戸の夢を見る。
- 彰子は劇団を取材する名目で貞子の写真を撮影する。
彰子のもとに貞子の小学校時代の教師が訪れ、山村家を訪問した時のことを語る。
劇団員の写真は顔が歪み、貞子の写真には白い服の少女が映っていた。
- 貞子に迫る演出家と遠山が揉み合いになり、演出家は死亡。
遠山は公演が終わったら2人で遠くに行こうと言う。
- 舞台初日、彰子は悦子にテープを渡す。
演出家の死体が見つかり、皆、貞子が殺したと考える。悦子は舞台に貞子が出るや、彰子に渡されたテープを流す。
的中、的中、的中……
それは山村志津子の公開実験時の音源だった。
舞台に志津子が現れる。
取り乱す貞子に、舞台を鑑賞に来た精神科医が声をかける。
しかし、幻覚を見た貞子が叫び、精神科医は倒れる。
- 逃げた貞子を劇団員たちが追い詰め、リンチし、殺してしまう。
彰子は貞子はもうひとりいる、もうひとりを殺さないと呪われて死ぬと、劇団員たちに告げる。
もうひとりの貞子がいると思われる、伊熊博士の家に劇団員たちと向かう。
- 博士は、貞子は最初はひとりだったが、途中でふたつに分かれたと語った。
ひとりは母親に似て、もうひとりは本当の父親に似ていたという。博士はもうひとりの貞子を監禁した。
- 一方、リンチを受けた貞子の遺体と一緒に博士の家に来ていた遠山は、息を吹き返した貞子と逃げようとする。
そこに少女の貞子が現れ、一体化し……
ついに明かされる貞子出生の秘密
キャッチコピーは「ついに明かされる貞子出生の秘密」「リングは今世紀最悪の0で終わる」「世紀末に誕生するの2つのミレニアムホラー」
第一作「リング」の30年前、貞子が何故井戸に閉じ込められたのかが明かされます。
そして第一作「リング」に繋がる……という感じですね。
ここから30年間、井戸の中で生きていたのかと思うと……
今作で貞子を演じた仲間由紀恵さんですが、「トリック劇場版2」で貞子のセルフパロディーを演じているシーンがあります！
シリーズ他作品はこちら
そして伽椰子と対決へ！！
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