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【最東対地/夜葬】突然の文字化けメッセージとナビ起動!止められない強烈怪異の猛追!!

小説

おすすめホラー小説「夜葬」の感想・レビューです。

最東対地さんのデビュー作で、第23回日本ホラー小説大賞<読者賞>受賞作です。

”どんぶりさん”という強烈な怪異が次々と人々を恐怖の渦に突き落とす、疾走感溢れる”不快系”ホラー。
最東対地さんの他作品「#拡散忌望」「えじきしょんを呼んではいけない」「怨霊診断」「おるすばん」も不快系ではかなりのもの。不快感を楽しみたい方は是非。

作品名:夜葬
著者:最東対地
発行日:2016年10月25日
発行元:KADOKAWA

強烈怪異・どんぶりさん

〇〇県の山奥に存在する限界集落に、古くから伝わる因習。
この村では死者の顔をくり抜き、その顔を地蔵にはめ込んで弔うという。
さらに、その顔には白米を盛り、顔をくり抜かれた死者を” どんぶりさん”と呼んだ。
死者を弔う儀式は決まって夜に行われたため、” 夜葬“と呼ばれる。

とある町の男子高校生が行方不明になった。
顔をくり抜かれた死体が、次々と見つかる事件が起きる。

TV番組の制作会社に勤務する朝倉三緒は、この”顔くりぬき事件”の番組制作のため、事件の情報提供者に取材を行うことになった。
しかし、情報提供者は行方不明になってしまい、捜査のため事情聴取に訪れた刑事も行方知れずとなってしまう。

何故こんなにも凄惨な事件が起きるのか。
被害者たちの共通点は何なのか。
朝倉は徐々に事件の闇に巻き込まれていって――

スマホのメッセージ・ナビアプリの現代的恐怖

非常に疾走感溢れる展開で、次々と被害者が増えていき、目が離せない作品です。

”どんぶりさん”の風習も強烈なのですが、被害者たちの元にはまず文字化けメッセージが届きます。
続いてナビアプリが勝手に起動して、通常のアプリ動作とは逆に、”向こう”が”こちら”に向かって来るという恐怖に苛まれます。
少しずつ”どんぶりさん”の”発動条件”が判明していく流れも痛快です。

著者の最東対地さんのブログにも記載されている通り”不快系”ホラーとなっていて、好みや評価は分かれそうです。
個人的には、鍵となるアイテムがスマホのアプリという点が面白かったです。
日常で馴染み深いアイテムが、恐怖感をアップさせる要素となっているところが良いですね。

最東さんの作品は他にも「#拡散忌望」、「えじきしょんを呼んではいけない」、「怨霊診断」、「おるすばん」が刊行されています。
この機会に是非、不快感を楽しんでください(´▽`*)

【最東対地/えじきしょんを呼んではいけない】島の伝承!ガスマスクのアレに溶かされる!!
おすすめホラー小説「えじきしょんを呼んではいけない」の感想・レビューです。最東対地さんの長編ホラー小説です。デビュー作「夜葬」や「#拡散忌望」も独創的な怪異と文明の利器が組み合わさった物語でしたが、今作もそのあたり健在です。音声検索から呼び出された”えじきしょん”が、次々と人を溶かしていくノンストップホラー。ガスマスクというビジュアルも独創的。

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